女児です。
最近お寿司屋さんの握ってくれる人と、お昼によくおしゃべりをするようになりました。
大将の話は、
本鮪があまり好きではない。何故なら身が食感以外なんかおいしくない。風味も弱い。
許せん、臭みがどうこう、酸味がなんてのはもったいない。だから熟成とか色々試してる。(熟成された赤身はめちゃくちゃ美味かった)とか、
最近なんでもかんでも天然やら生やらで売りだして、結局美味しくないのはなんか違う、
寿司はただでさえ風味の弱い料理なんだから、そこを妥協したくない。とかなんかちょっとマイナスな入りなんだけど、しっかり願いが努力とかになっていて、最後は結果の最高のお寿司が会話の〆にでてくる。
僕はこういう雰囲気やこだわり、姿勢が嘘のない感じがして好きだ。
この寿司屋に通い始めた時から普通じゃない寿司に嬉しくなってしまって、めちゃくちゃ早口長文感想をしてしまっていた。
気がついたら良く話すようになっていた。
ゲームのパッチノートがある。
意図が見えない変更には腹が立つし、悲しくなる。
意図が見える変更は、たとえ世間の受けが悪くても愛せるし、遊びたい気持ちになる。
世の中の全てにそういう顔とかこだわりを求めるのは、疲れる人もいるとは思うけど、
僕はそういう物に生かされたり元気を貰えるタイプの人間なので、生きてるうちに還元できたらいいなとかを良く考えるようになった。
僕の周りにはいつもすごい人ばかりだ。
助けられてばかりだ。
せめて触ったり見たりの場所には居たいと思う。